「借地権のマンションは住宅ローンが通らないので、買い手がつきません。業者さんに買い取ってもらいましょう。」
そう言われたことはありませんか?実はこれ、正確ではないケースがあります。
借地権には種類がある
借地権には大きく2種類あります。
・旧法借地権(1992年以前に設定されたもの)
・新法借地権(1992年以降に設定されたもの)
この2つは性質が大きく異なります。
旧法借地権は更新できる
旧法借地権の最大の特徴は、借主が希望すれば基本的に契約を更新できる点です。地主が正当な理由なく更新を拒否することは難しく、事実上半永久的に使い続けられる権利です。
そのため、旧法借地権のマンションは住宅ローンが通る銀行も存在します。ただし、住宅ローンの審査は各金融機関の担保評価によって異なるため、「必ず通る」とは言えません。まずは複数の銀行に相談することをおすすめします。
新法借地権・定期借地権の場合は注意
新法の定期借地権は契約期間終了後に返還が原則のため、残存期間が短くなるほど担保評価が下がり、住宅ローンが通りにくくなります。自分のマンションがどちらに該当するかの確認が重要です。
なぜ「買取にしましょう」と言われるのか
不動産会社が「ローンが通らないので買取しか無理」と言う背景には、前回の記事でお伝えした仲介手数料の構造があります。買取の方が会社にとって都合がいいケースがあるのです。
売却前に確認すること
・自分のマンションが旧法・新法どちらか
・住宅ローンに対応している銀行があるか
・本当に買取しか選択肢がないのか
思い込みで損をしないために、セカンドオピニオンとして別の不動産会社にも相談することをおすすめします。
不安な点があればLINEで気軽に相談してください。
▼ LINEで無料相談はこちら
https://lin.ee/NibP97F
日和山薫(ひよりやま かおる)
宅地建物取引士
東京全域の売却・購入・住み替えをサポートしています。複雑な案件を得意にしています。
不動産に関するご相談はLINEでお気軽にどうぞ。



コメント